神様たちとの心温まるほっこりエピソード「神様の御用人」
やーやーやー、なないちまるです。
僕が1巻の発売からずっと初版で書い続けているシリーズ、「神様の御用人」をレビューしたいと思います。
神様の御用人は2016/3/18現在、5巻まで刊行されています。
作者は浅葉なつさんです。他の作品は「空をサカナが泳ぐ頃」、「山がわたしを呼んでいる!」とかですかね。
空をサカナが泳ぐ頃<空をサカナが泳ぐ頃> (メディアワークス文庫)
- 作者: 浅葉なつ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/03/13
- メディア: Kindle版
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イラストはくろのくろさん、デザインは髙橋郁子さんです。
1.内容
ある日、主人公の萩原良彦は神社で狐神から、神様たちの御用を聞いて回る人間────‘‘御用人’’の役目を命じられた。特殊能力も何も無い普通の人間である良彦が神様たちに振り回されながらも願いをかなえていく。そんな物語です。
面白いところは、有名な神様から聞いたこともない神様がでてくるのにそれぞれに特徴があって、神様へのイメージが変わるところです。
神聖なイメージのある神様ですが、ネット好きだったり、スイーツ好きだったり、浮気性だったり、人間味のある神様に、親近感がわいてしまいます。
そんな色々な神様に出会っていく良彦ですが、途中で、神様の事が見える少女、吉田穂乃香に出会います。
その子は、生まれつき神様のことを見ることができて、容姿端麗ですが、いじめられていました。今まで、何柱(神様の数え方)もの神様を見てきましたが、あくまで見るだけでした。
しかし、良彦と出会って、神様と話をするようになって、変わって行きます。どんな風に変わるかは見てから知る方がいいと思うので言いませんが、いい方に変わっていきます。
2.登場人物
萩原 良彦
本編主人公。24歳のフリーター。かつて社会人野球の選手だったが、膝を壊し無職になるという苦い過去を持つ。バイト代や休日が御用でなくなることに文句を言っている。いつも御用に対して文句を言うが、結局は必ず成し遂げる。普段はめんどくさがりだか、芯は強く、まっすぐ。
吉田 穂乃香
大主神社の宮司の娘。現役女子高生。神や精霊、霊魂などを視る「天眼」の持ち主。過去に良彦に救われたことがあり、御用人の手伝いなど、自分が出来ることを探している。内気な性格で、大きな声を出すことは滅多にない。スイーツ作りは……苦手。
藤波 孝太郎
良彦の昔なじみで、大主神社の権禰宜。容姿端麗で外面はいいが、内面は超現実主義者。良彦が御用人であることは知らず、妙に神様のことを調べ回る彼をいぶかしく思っている。
黄金
⦿その他の神様
多いですが、ファンになると覚えられます。僕は覚えました。
3.最後に
良彦たちが神様たちの無茶苦茶な御用に振り回されつつも、成し遂げていくこの物語。ぜひ読んでみてください。
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